今日もまたJR東西線の新福島にやって来た。前の会社の同期の桜、A若さんとダイビングの仲間和ちゃんと3人でお約束の飲み会なのである。A若さんとは35年のお付き合いで、一緒に飲むのは5年振り。和ちゃんとA若さんとは、6年前に今はなき天満の居酒屋「丸亀」で飲んだきりである。新店が増え続け、以前から営む店もますます賑わいを見せる福島での飲み会は期待の高まりでいっぱいなのであった。
新福島駅で17:50にA若さんと5年振りの再会を果たした2人は、地上へ出て、北へ向かって積もり積もった話をしながらとことこ4分ほど歩いて、JR福島駅の高架下、OK1番街の入り口で和ちゃんとさらに合流。
昨年の7月17日、和ちゃんのお友達の井上さんと和ちゃんという両手に華の「竜宮城飲み」をやって以来の居酒屋「りときや」である。18:00に入店したが店内は曜日の加減か、先客4人というがら空きさ。昨年と同じ場所に案内された。4人掛けの堀コタツ式のテーブルに3人。
まずはキリン1番搾り生ビールで、かんぱあーい。
ガチガチガチ、グビグビグビ、プッハアー、う、うまあーい!
りときやはキリン1番絞りが中ジョッキでなんと190円という、麒麟麦酒工場の従業員が「やってられるかい!」と文句が出そうな驚きの低価格なのである。まさにビール飲みの私とA若さん垂涎の店。
お通しは、ピリ辛豆もやし。これだけでもビールが2杯は飲めてしまうというもの。
和ちゃん発注の揚げだし豆腐400円。ここのは片栗粉か小麦粉をつけて揚げている普通の揚げ出し豆腐だが、細かくすりおろした焼き麩を衣にすると面白いのである。片栗粉や小麦粉をつけたときよりカリッと揚がるのに、食べるとモチモチして食べた人が驚く事受けあいなんである。
私が発注した厚揚げ300円。するとA若さんもすかさず同じものを発注。呑み助は大体において、大豆タンパクを要求するもんなのである。かつお節、青ネギ、おろししょうがが嬉しい。
う、うまあーい!
焼き鳥盛り合わせ10串980円。焼き鳥居酒屋りときやの名物なのである。これをいっとかなければこの店に来た値打ちがないといっても過言ではない。
「私は何から食べるでしょ?」「そんなん知らんがな」「皮からでした」「・・・・・」
左から5番目が心臓で、ハツとかハート、こころと呼ばれるもので、私は生まれて初めていただいた。コリコリとした歯応えと柔らかさ、2つの食感が楽しめる。
う、うまあーい! 2切れ食べて、残りの1切れはA若さんにあげた。同期の友情である。
串カツ(豚)3本450円。新世界の串カツを想像していたので、豚の串カツが3本で450円なんて高いなあ、っと思っていたが、いざ到着するとイメージよりも3倍も大きくて納得。てか得した気分だ。
れんこんはさみ揚げ390円。食べやすいようにまん中に包丁を入れてあるところが料理人のお客様に対する優しい気配り。カラッと揚がっていて、れんこんの歯ざわり抜群。
う、うまあーい!
ビールをどんどんおかわりして、飲むは喋るはでアテはたったの5品。これで3時間やるのだから、安いビールで客を呼んで料理で儲ける「りときや」にしたら隔靴掻痒であったろう。酔った勢いでもう1軒はしごをすることになった。さて次はどこさへきさえんさんDHA.(笑)
住所 大阪市福島区福島6-1-26 OK1番街 電話 06-6452-5453
営業時間 17:00~翌2:00 日祝定休
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