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黄昏迫る夕方6時に、ダイビング仲間の京都のHさん、Aさん、弁天町の和ちゃん、と私の4人は、JR環状線福島駅で待ち合わせ、全員が揃ったところで、 「占い通り」として知られる聖天通りを西にテクテクと7分ほど歩き 福島の隠れ家的存在の名店「酒蔵鍋」に行くも、残念ながら今日は予約客で満杯。アポなしでも入れると思ったのだが私が甘かった。「油断大敵」という四文字熟語がこの歳になって再認識させられた。 仕方がないので来た道をユーターンし、やってきたのは鳥貴族。略してトリキである。 もうかれこれ今回で3度くらい来ている、鳥貴族の第142号店。何つっても280円という安さがミリョクなんだなあ。 まずは久し振りの再会を祝って、一番搾り生ビールでかんぱーい!ガチガチガチガチ、グビグビ、プッハー う、うまあーい! アサヒスーパードライの次に美味い生ビール。ちゃんとトリキのカワユクて不気味なロゴマークが入っている。 実は京都のHさんが、「トリキの従業員である稲住さんの名札を借りて、稲住さんになりきっていた中島さんに会いに行こうぢゃないの」と、ちょっと話がややこしいが、その女の子に会いにトリキにやってきたわけである。 スピードメニューの中から冷しトマトを発注。 「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われているほど、トマトには様々な効能があるのでこれは進んで食べるべきアテである。 キャベツ盛り。何回でも何十回でもお替り自由なんである。しかもキャベツはダイエット向きのお野菜で、ちょっと専門的分野になるが、M・M・S・C(メチル・メチオニン・スルホニウム・クロライド)という成分が入っているので、胃袋にとってもいいんである。ところで、稲住さんも中島さんも今日はいなくて、私とHさんは拍子抜けしたが、あとのお二人は「事関せず」なので流れに任せて飲み食いをするおっさん達であった。 なすの浅漬け。私が、「あんまりええ色をしてないなあ」と文句を言うと、すかさず京都のHさん、「去年のなすびと違いまっか?」「ううむ、ひね物のなすびねえ」といただいたら、結構美味かった。 砂ずり。内臓の割りには臭みがなく、コリコリした食感で、内臓がダメな人でもこの「ずり」だけは好きってひとが以外と多い。ずりは鳥特有の内臓でもある。 もも貴族焼き。塩・たれ・スパイスからチョイス出来るが、和ちゃんはたれを発注。このボリュームで280円はコスパに富む。 私の発注したチキン南蛮。 タルタルソースが、う、うまあーい!実はチキン南蛮は、宮崎県延岡市が発祥の地で、タルタルソースでいただく形は、地元のファミレスチェーン「おぐら」が元祖だと言われている。鶏の胸肉を使っているので、カスカスした肉とどろっとしたタルタルソースがまさにベストマッチ。 つくね。つくねは福井県の方言で、一つにあわせてまとめる(おつくね)が語源だとされている。トリキのつくねはめっさ美味しい。 つくねにからしと一味唐辛子の両方をつけていただくのがちゅらおっさん風のいただき方。か、からーい! でも、う、うまあーい! 京都のHさん、ビールの次はマンゴーカルピスサワー。「濃い目ぢゃないと,イヤーン」と仰っていた。 京都のAさんは首里天という名の泡盛を発注。器は萩焼か?でも、持って帰る人がいたら困るので、そんな高い器ではなさそうだ。 首里天とは、「首里の王様」という意味で、シェリー樽で熟成・貯蔵した古酒(クース)なんである。 宮古島、石垣島、沖縄本島、ダイビング、K大学の図書館が40棟以上あるというびっくりな話やレーシック手術の話と話題は尽きない。 なかんずく、Aさんの口から青天の霹靂的な話が出た時には、一同西川きよしのような大きな目を開けて、異口同音に「え、ええっー!」と叫んでしまった。その内容はこのブログには書けないのであしからず。 一番搾り生をどんどんお替りする私。 私の発注したハート塩(ガーリック風味) ハートは一羽につき一つしか取れないので(当然であるが・・)、一本のハートの焼鳥を作るには何羽もの鶏が要るわけである。したがってめっさ贅沢なんである、ハートという焼鳥は。 通常はたれ焼きなのであるが、新鮮なものだと塩焼きにしたほうが実に美味く酒が進むのである。 Aさん発注のまるごと鶏ぎょうざ。餃子の皮の代わりに、鶏の皮で包んで揚げてある。 「へえー、こんなんあったんや!」いただいてみると、すこぶる、う、うまあーい! もも肉ねぎ塩焼き。食べてなーい。 トリキの唐揚げ。トリキのたれで漬け込んだ逸品。これも、う、うまあーい! 私と和ちゃんはビールオンリー(だと思う)で2人で11杯。どちらが何杯呑んだかはさだまさし、もとい、さだかではない。 京都のHさんは、ビール→マンゴーカルピスサワー→パインカルピス→白桃おろしカルピス→北海道夕張メロンカルピス→夏みかんカルピスとカルピス三昧。カルピスの創始者「三島海雲」も草葉の陰でさぞかし喜んでおるであろう。 京都のAさんは、ビール→首里天の水割り5杯→山崎ロック4杯。皆さん延々と3時間半の長きに渡って呑みまくり、「次は宮古島の居酒屋でやりましょう。帰ったらまた福島でやりましょう!」と固いきずなに思いを寄せてお開きになったのである。あ~あ、楽しかった! 住所 大阪市福島区福島7-9-29 電話 06-6453-9833 営業時間 17:00~24:00 無休 地図 以前のトリキ その1 以前のトリキ その2
by nozawahitoshi
| 2011-05-02 07:02
| 居酒屋
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Comments(6)
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かずこ
at 2011-05-02 13:43
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飲み会、お疲れさまでした。いっぱい飲んだせいかご機嫌でチャリに乗って帰りました。六月の宮古、楽しんできてください。
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京都のH
at 2011-05-02 17:38
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ども!おつ!です。
「鶏餃子」は新発見でしたね。 焼鳥メインの中で、ちょっと風変わりで「ナイスですね~」(←某監督風に) 乳酸菌飲料をたっぷり取ったので翌日は体調が頗る良かった・・・・・・やうな気がする。 ××さん(本名、中島さんぢゃなかったように思うのですが・・・・)に会えなかったのは残念至極!もう辞めちゃったのかな。
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京都のH
at 2011-05-02 17:45
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前回のブログ拝読させていただいたら、確かに「中島さん」て書いてある。
失礼しやした~!
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京都のH
at 2011-05-02 17:46
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それで思い出しましたけど、今回のブログ、フィンランド娘に全く触れられてないですぞよ!
京都のHさん、お疲れさんどした。
今回は体調が良かったのですか? エエ感じで呑まれていて、お話もスムーズでしたよ。 酒蔵鍋は失礼しました。 エライ歩かせてしもうて。 フィンランド娘? レーナ・カマライネンちゃんのことですかい? 学生時代、イギリス留学で知り合ったあの娘のこと?
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