嘉手刈林昌
嘉手刈林昌は沖縄民謡のNO.1の重鎮である。
林昌の歌の世界は、ネーネーズやリンケンバンド、Begin、キロロなどの世界のひと昔前。「ちゅらさん」のオバァ役平良とみさんの雰囲気に近い。惜しいことに嘉手刈林昌さんは亡くなられた。島唄歌手として、長いこと第一人者の地位を得てきた。謡の詞がわかりづらくとも、リズムとメロディーで沖縄がキッチリ伝わってくる。海辺の木陰に腰をおろし、ジィッと海を眺め、肌に風を受ける。この気分が三線の音とともに謡いになっているよう。
信じ難いが、沖縄では今も民謡が作詞・作曲されている。誠に謡の島!!
林昌さんの言葉「唄は聴くものじゃない。唄うもんだ」 うーん、しびれる!
この方の「海のチンボーラ」は最高。