清水寺からスタートした今回の旅は、高台寺、知恩院、八坂神社と忙しく駆けずり回り、内容の濃いものでありました。その締めくくりはやはり「ぱーっと行こう!」と言う事で、前々から行きたかったアサヒスーパードライのレストラン「菊水」にやってきた。
川端通りと四条通りの接点、京阪電車の四条駅の真上にあり、南座が目の前の
大正5年創業の老舗レストランである。今年で創業93年になるこのお店の建物は珍しい建築で目を引く。時計は午後4時で、ビールを飲む時間にしてはちょっと早かったが、思考は「ホリデイ」気分なので店に入って席に着くやいなや、
「大至急、生ビール大ジョッキ1杯、中ジョッキ1杯下さい」「かしこまりましたどすえ」といって運ばれたのが世界一美味いアサヒのスーパードライだ。
「乾杯!ごくごくごくごく、はアーっと」の2秒後、「美味い、美味い」を連発し、
ビフテキ、ハンバーグ、昼のランチを注文する。
早死にしてもいいから、ビフテキとビールを食べたいのだ。
このレストランの洋食の味は絶品であった。何杯もビールをおかわりし、食べ終わって外に出たら、夕方5時であった。
全長31kmの鴨川が四条大橋から見渡せた。鴨川と言うくらいだからカモが泳いでいるのだろう、と冗談のつもりで言ってたら、本当にカモが泳いでいたのには恐れ入谷の鬼子母神だった。
完