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人生は一回限り
by nozawahitoshi
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入院日記 その18

11月18日(日) 入院18日目
完全に睡眠不足である。朝の4時頃やっとねむりについた。朝食後最大の悩みであった便秘が解消された。昨晩もらって飲んだ便秘薬のお陰である。それでも便秘薬の特徴か、100%ではなくまだ残った感じがする。
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汚い話で恐縮だが、昼食後また大便が出る。本日3度目だ。大便が出るというのは、素晴らしいことであると痛感した。
昼食後にベッドに座っていたら、腰の辺りに冷たいものを感じたので、よく見たら背中の管の栓が外れていて、腎臓からの尿があふれ出てベッドを濡らしていた。ちょっと慌てたが、看護師に栓をつめてもらい、ベッドを新しいのに取り替えてもらうことによって事なきを得た。
普段は酒を飲んで寝ると、夜中にトイレに2度ほど起きるが、酒を飲まなくてもトイレにやはり起きることが、この入院で解った。しかし18日間もアルコール抜きの生活である。肝臓は大喜びしていることだろう。しかしこれくらいでは「脂肪肝」は治らないだろう。明日パソコン室で「脂肪肝」について勉強してみよう。
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by nozawahitoshi | 2007-12-31 09:06 | 入院 | Comments(0)

入院日記 その17

11月17日(土) 入院17日目
朝から便秘気味である。大腸の蠕動運動が鈍っている。原因は?運動不足、野菜の摂取量が不足、睡眠不足などでいろんなものが足らない。
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朝食後、波多野先生の来診があり、退院は来週末だそうだ。
東館の屋上で日向ぼっこする。世間は休日のせいか、すべてが止まっているかのように静かである。秋晴れの暖かい絶好の天気の下、病院でくすぶっているのは、なぜかすごく損をしているような不本意な気持ちである。病院内も土日は休診なので、ひっそりとし、けだるい時間だけが通り過ぎていく。
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16時までベッドにまどろんでいたが、急に外に出たくなり、パジャマから服に着替えて、こっそり病院を無断で抜け出し池田の駅前に出る。病院の中では味わえない種々雑多な臭いが、あちこちから湧いて来て躍動感をおぼえる。お金を持っているので、寿司屋、レストラン、居酒屋、ラーメン屋、どこでも入ろうと思えば入れるわけだが、入院中という囚われの身なので、指をくわえてやり過ごすしかないのが辛い。
本屋で立ち読みしたり、失業中にハローワークへ行く途中に良く通った、栄町商店街をぶらついたりして、2時間後病院へ戻る。親に黙ってそっと家を抜け出し、暗くなってこっそり家に帰ってくるという、不良少年を彷彿させるような懐かしい気持ちになった。
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夕食はメンチカツと豪華で、999kカロリーもある今まで最高のボリュームだった。

by nozawahitoshi | 2007-12-27 07:25 | 入院 | Comments(0)

入院日記 その16

11月16日(金) 入院16日目
ペニスにパイプが突き刺さっているという難儀な状態で夜を過ごす。勝手に尿が出るので、トイレに起きることがないが変な感じだ。6時に採血され、7時半に朝食が運ばれようやく起きた。
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今日の朝食は初めて低残渣食から常食Bというものに変わっていた。
生野菜のサラダ、ワンローフパン、イチゴジャム2個、牛乳と今までのものより40Kcal多い。まともな人間が食べるものに近づいてきた。食べ終わって横になっていたら、波多野先生と看護師達がやってきてペニスに刺さっていたパイプを抜いてくれた。いつものことであるが非常に痛い。しかし開放感があって、ホッとする瞬間である。
今日の担当看護師は小南直美さんである。
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昼食は朝と同じ常食Bで、今までで一番ボリュームがあった。スパゲティは久しぶりに食べたが、とっても美味しかった。
長い入院生活も、後は左の管が取れるのと、右の腎臓の石割1~2回で終わるだろう。
初めの頃は、こんなうっとおしい病院にいるより、仕事をしているほうがましだと思っていたが、2週間以上もいて慣れてくると、こちらの方が楽で、誰も私を咎める人がおらず「お客様気分」に浸っていられるのでまさに竜宮城である。
しかし、問題は週末の病院が休みのときである。何の処置もないので、ただ暇な時間を過ごすのみである。
14時半、点滴の液がなくなり、やっと左腕から悪魔のような針が抜かれる。
支柱台という悪魔の子分からもお別れだ。あとは左の背中の管(15センチ)が取れれば完全に自由だ。
17時、山中看護師が久保田看護師を連れてきた。2人は郷土が九州なので仲良しなのである。熊本と宮崎なので、また宮崎に関する風土や方言、産物などの話をし盛り上がる。2人ともとても若く可愛いし、何より明るいのがいい。
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18時に夕食が来る。これも常食Bである。米の量も200gから250gに増えている。
おかず4品、デザート1品、全部で6品ある。
明日は病院を出て、池田の駅前あたりをぶらついてみようかと思う。

by nozawahitoshi | 2007-12-24 07:16 | 入院 | Comments(6)

入院日記 その14

11月14日(水) 入院14日目
昨晩、下剤のプルゼニド2錠、睡眠薬のレンドルミン1錠をもらい飲んだが、なかなか眠れず、3回くらい小用に起きる。下剤の方は午後になってようやく効果があった。
明日は左の腎臓の手術がまたある。今も時折、左の腎臓がズキンズキンと痛い。会社には「早くて2週間」と言ってあるが、とてもそれくらいでは退院できない。
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今日の夕方に、また家内を呼んでの先生の明日の手術の説明がある。
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昼食をとったあと、また左の背中、特に管を入れてあるところがかなり痛くなってきたので、ナースコールのボタンを押す。菅野美穂に似た山中看護師が来て、熱さましの座薬を入れてくれた。声を聞くと訛っているので、九州人とすぐわかったが、何県なのかはわからなかった。そこで問いただしたら、熊本であることがわかった。阿蘇、人吉、水俣、やまなみハイウェイが咄嗟に出てきたのでその話を20分位する。
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夕食は大変美味しかった。魚は鰆か鰤か解らないが、骨がなくいともたやすく食べられた。白菜とつみれボールもなかなかいける。
今日は入院してから初めて「頑張らない日」にした。のんびりリラックスし、普通の人がやっている入院生活をつとめて送るようにした。入院生活で頑張りは禁物であると言うことが身を持ってわかった。明日の手術で、手術と言うものはもう終わりにしたい。

by nozawahitoshi | 2007-12-22 07:22 | 入院 | Comments(0)

入院日記 その13

11月13日(火) 入院生活13日目
夜は2時間毎に目が覚めた。疲れがピークに達しており、便秘でしかも尿も思うように出てくれない。朝小用に行くと結石の2mmくらいのが、先に詰まっていたので指でほじくり出したらぽろっと2個出てきた。
10時頃、東館2階のパソコンルームで30分やっていると体が冷えているのが解り、急いで病室に戻ったら、勢いよくベッドに倒れこんだ。体がふらふらした。長袖のジャージ上下と靴下を履いて蒲団を被っているのに全然暖かくならない。体温を測ると37.2度だった。1階のレントゲン室に行く様言われ、またレントゲンを撮る。こんなに撮って大丈夫なのか?
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昼食後も便が出ず、腹が張って苦しい。何かおかしい。気分転換に暖かい格好をして初めて無断で病院の外に出る。13日ぶりの「シャバ」はまだ暖かく。車の排気ガスのにおいを久しぶりに嗅ぐ。病院の50m横のコンビニでお茶、おにぎり、お菓子を買う。
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14時40分、東館の屋上に上がり、腕立て30回、腹筋30回やり、40分ほど早足で歩き回ったら、足腰が相当なまっているのがわかった。この一連の屋上の行動がいけかかった。急に小用がしたくなりすぐ下のトイレですると、2~4mmの結石が4個も出た。
非常に疲れたので病室の戻ったが、頭が痒くなったので、清拭室を借りシャンプーして、濡れタオルで体を拭いた。これもいけなかった。
その後、急に体がけだるくなり、ベッドにひれ伏した。うとうとしていると看護師が来て、体温を測ってもらうと38.7度あり、そこからが大変で、病室が大騒ぎになった。
看護師が何人も来て、ついで波多野先生が来て、仰々しいマシンが現われ、腹部エコーが撮られ、左の腎臓の後ろが強烈に痛くなったので、背中の管にまた尿を出す管を取り付け、尿バックがまた支柱台に結わえられた。そしてまた、点滴針が左腕に入れられ点滴開始。これで振り出しに戻った。目の前が真っ暗になった。「やり直しか」
左の腎臓の回復が悪く、腎臓から膀胱へパイプを通す手術が必要みたいで、
「明日の夕方、奥さんを病院へ呼んで置いてください。また新たな手術の説明があります」と波多野先生が真剣な顔をした。
「会社の方も休みを伸ばすことが出来ますか?」「最高3週間って言ってあります」
一日も早く退院したいのに、先行きが不安である。病室代も1日11.000円と馬鹿にならないし、1週間伸びたらダイビング1回分に相当する費用だ。
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夕食後19時からは時間が止まった様な錯覚を起こしていた。10分が1時間に感じられる。今日の私はいつもと違いどうかしていた。病室のベッドで病人らしく寝ていれば良かったのに、何で病院を勝手に出たり、屋上で先生から何の指示もないのに勝手にリハビリなどしたのだろう。後悔する元気もなくなりつつある。自分の体なのにコントロール出来なくなっている。このまま私はどうなっていくのであろうか。

by nozawahitoshi | 2007-12-20 07:29 | 入院 | Comments(0)

入院日記 その12

11月12日(月) 入院12日目
季節一番の寒さが到来した。大阪は16度だそうな。病室にいると温度が一定に保たれているのでわからないが、さすが1階とかに下りていくと外との出入り口が近いので、ひんやりとした冷気が漂ってくる。
今日の朝食、昼食は「衝撃波結石破砕治療」のため無しである。朝9時お腹のレントゲンを撮りにいく。便通が調子悪くなっている。大腸の動きが芳しくない。ガスは出るのだが、蠕動運動がいまいちで汚い話だが、便が出ても思ったほど出てない。昨晩便を出す為に便秘薬「プルゼニド」を飲んでいるので、仕方無しにトイレで頑張る。
トイレを出ると野村看護師に捕まり、病室に一緒に行って血圧や体温を測ってもらい、「じゃ、トイレで待ち合わせをしましょう」と彼女が言ったとたん、隣の松田さんが、
「トイレで待ち合わせとはねえ」と笑った。
「梅田の喫茶店辺りで待ち合わせしたいですねえ」と私が返した。
トイレの待ち合わせは、頭の回転のいい人には解ると思うが、「浣腸」を意味していた。
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野村看護師が1時ごろ血圧をまた測りに来た。その時カメラで窓の外を撮っていると
「わぁ、すごいカメラ」と彼女がびっくりしたので、
「これはダイビングに持っていくやつなんや」
「私も今年ダイビングで沖縄の本部というとこへ行ったよ」
「ひょっとして、ファイブオーシャン?」
「えー、なんでわかるの。そうファイブオーシャン。クニトウさんという人いたよ」
「じゃあ、俺達、ファイブオーシャン繋がりやんか」と、とんとん拍子に話が弾み、30分くらい彼女は仕事を忘れて、ずっと私と話しに夢中になっていた。
ブログのURLをメモし破って彼女に渡す。
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15時半、お国訛りの抜けない、熊本出身の可愛い山中看護師に連れられて、1階のレントゲン室の隣の結石を破砕する装置のある部屋に行き、裸になり、その上から病衣を着せられ、機械の上にうつぶせになり治療が始まった。かなづちでカツン、カツン叩かれているような感じの衝撃波治療が40分続いた。途中で右の腎臓が激しく痛み出した。「ああ、これが結石が割れた瞬間なんだ」とわかった。
結局これだけでは全部割れていないので、もう1回やる必要があることを後で知らされた。
野村さんが私を迎えにきてくれ、病室まで一緒に帰った。16時半だった。
「お昼に出たパンがありますがたべますか?」と言ってくれたが、
「もうこんな時間だし、すぐ夕食があるので結構です」と断った。
後でよく考えたらもらっておくべきだった。案の定、夕食は昨日より200Kcal少ない、584Kcalしかなかった。
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煮物の鶏肉もナスも、ダシまき卵も美味であった。
今日レントゲンが2回あったが、2度目が14時に、左の背中の管から造影剤をいれ、腎盂の様子を見るものであった。この時から、長い管でつながれていた尿パックは取り去られ、支柱台はもう必要がなくなった。左の背中の管は20センチくらい出ているだけで、やわらかく伸縮するのでさほど邪魔にはならない。これなら外にも出れるし、電車に乗ってもOKだ。開放感満点の気分を味わった。あとは、左の手術の穴がふさがり、
右の結石が割れて小便に出て行けば退院である。私の入院生活も終盤に差し掛かっている。あと少しだ。生ビールが飲みたい。チューハイレモンが飲みたい。ギョーザが食べたい。酒に酔ってバタンキューと眠りたい。

by nozawahitoshi | 2007-12-18 07:17 | 入院 | Comments(4)

入院日記 その11

11月11日 入院11日目
昨夜は睡眠薬なしでよく眠れた。夜中に2度小用に起きただけだ。隣のイビキ老人のイビキはあることはあったが、別段気にはならず「かくならかけ」と開き直った。よほど体が疲れているか、イビキに慣れたのかでよく眠れたのだろう。
左の腎臓の術後経過も良好そうで、背中から出ている管の色が薄くなってきているし、
「閉鎖式導尿バッグ」のなかに溜まった尿も、500ccと調子よくなってきている。
日曜日だけど、波多野、山口両先生が検診に来た。明日、衝撃波による尿路結石破砕治療をやるので、同意書に署名してくれと言われた。
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昼食をとった後、同室の患者である松田さんと世間話をしていると友人のKが見舞いにやって来た。病室では何なのでデイルームへ行き、そこで3時間ほど延々と喋った。
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酒を飲まなくても3時間も喋っていられる自分に驚いた。Kとは29年の長い付き合いである。まだ続いているのはよほど周波数が合うのであろう。そう言う友達は大切にしなければならない。近づき過ぎず、離れすぎず、上手に間を置いて付き合っていきたいものだ。
18時に夕食が配られる直前に「嫌われ松子」を読み終えた。高校のときに読んだヘルマンヘッセの小説「車輪の下に」とダブった。おそらく作者は、この本を読んでいるだろうと思う。優等生が何らかの運命によって堕ちていく、その様を描写している。
松子には最低限備わっているはずのものが欠如していて、長期間一緒に暮らしていくのは、まともな男性には無理である。松子が好きになったり、彼女に近づいてくる男は皆肝心なものが欠如している。「類は友を呼ぶ」と言う言葉がまさに当てはまる。
欠如していると私は言ったが、人間誰しも、勿論私にも欠如している部分は多かれ少なかれあるし、松子のように「どうにでもなれ」とやけくそになった時期も何度かあった。しかしそのつど、軌道修正を行ってきて今に至る。その軌道修正が松子の場合、角度が少しずれているように思う。それが1回や2回ではない。
アパートで独身女性が一人暮らしをしていて「冷蔵庫の中に食べるものが何もない」と言うくだりがあったが、そんな女性とは付き合いたくないし、そんな男性とも友達になりたくない。作者はそんな女性を知っているからこうやって書けるわけであって、私にはそんな人間は考えられない。最近考えられない事件、犯罪が増加しつつあるが、作者はこの小説で、そういった警鐘を読者に対して鳴らしているのではないか、と思われる節が多々見られる。明日から読書は体に障るので当分止めようと思った。
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たぶん今週いっぱいで退院なので、もう少しゆっくり羽を伸ばそうと思う。のんびりゆっくり入院生活を満喫しよう。
「ひげを生やしたら老けて見える」とKに指摘されたことが頭を離れない。しかし、剃るのは何時でもできるので会社に出勤する前まで生やしておこう。
今日も昼寝なしで来たので、睡眠薬はもらわずにおこう。最近夢を見ていないような気がする。憶えてないだけかもしれない。そろそろ歯ブラシをして床につこう。

by nozawahitoshi | 2007-12-15 07:26 | 入院 | Comments(4)

入院日記 その10

11月10日(土) 入院10日目
昨夜は21時半に睡眠薬を飲んで寝たのに、0時半にトイレに起きた。その後うとうととしたのか、あっという間に朝が来てしまった。入院してから100%の睡眠はない。
眠りとは、時間ではなくて深さだと言う説があるが本当か。
朝食後「嫌われ松子の一生」を読み続ける。松子は馬鹿な女だと思う。こういう人も実際には沢山ではないがいると思う。私の親戚にも松子に似た人がいた。
お昼ごはんが来た。
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昼食後また「嫌われ松子」を読む。今日は病院が休みで、もっとも集中して読書が出来る。こんなに小説に没頭するのは、20年前に「徳川家康」(山岡荘八著)以来だ。
今体は、寝不足と読書のし過ぎでかなり疲れている。首筋がこわばった感じで、神経も非常に高ぶっている。夕食が来た。
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な,なんだこの魚は。骨があって、食べるのに骨が折れそう、なんて洒落を言ってる場合ではない。「魚はもう止めてー、お願いだから!」
20時55分になった。これから10分間歯ブラシをして、トイレに行って、睡眠薬なしでどこまで眠れるか頑張ってみようと思う。

by nozawahitoshi | 2007-12-13 07:11 | 入院 | Comments(2)

入院日記 その9

11月9日9日(金) 入院9日目
昨夜は21時に寝るつもりでいろいろ準備していたが、隣のモーレツイビキ老人のお陰で22時半まで寝付けなかったので、ナースステーションに行き、睡眠薬をもらう。
服用してから30分程で効いたのか、目が覚めたのは朝の5時50分だった。約7時間熟睡したことになる。私のイビキは大丈夫だっただろうか。
トイレに行ってからまたベッドでウトウトしていると、暗い中看護師が採血に来た。
いつもだと最低でも軽くちくっとするのだが、全く何も感じなかった。
「上手ですね、全然痛くなかった。感動ですわ」と興奮して言ったら「ああそうですか」とつれない返事。
朝食後、古参そうな看護師がベッドメーキングしてくれた。これも彼女達の仕事なのだ。いつから看護婦から看護師に名前が変わったのかと聞いたら、男性がこの仕事に参入してきてからだと言う。まだ10年位か。「スチュワーデスも客室乗務員に変わったでしょ」と古参。
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今日から3日間何の処置もなく過ごさなくてはならないが、支柱台を引きずって病院を出れるわけでなく、一体どうやって病院内で暮らしていこうか悩む。「短い人生を出来るだけ有意義に、悔いのないように過ごして生きたい」 テレビを見るのは無駄な時間だ。出来るだけ見ないでおこう。
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昼食のひじきの炒め煮は美味しかった。食後、デイルームの本棚から山田宗樹の
「嫌われ松子の一生」(幻冬社文庫)上・下巻を持ってきてむさぼるように読む。
夕方会社に電話を入れる。「ゆっくり治してきてください」と言われるのだが、もうそろそろ退屈しつつもあり、早く仕事に戻りたい。
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夕食は今まで最高の768キロカロリーと高かった。煮魚がまた出たが、何の魚か全く解らない。もう一つのおかずは「かか煮」とメニューにあるが、豆腐を甘辛く煮た料理である。豆腐がやたら出るが、厚揚げは何故出ないのか、私には解せなかった。
20時頃、ダイビング仲間の横浜のMさんからメールが届く。横浜にも「王将」があることをメールで知り、びっくりする。
隣の老人夫婦が気になってしょうがない。この奥さんは、朝8時に来ては20時に帰ってゆく。12時間もずっと付きっ切りで一日中老人のわがままを聞いている。ひそひそ話もしょっちゅうである。人のことは放っておこうとするのだが、気になりだしたら止まらない。私は気が小さいのか?と何度も思う。「ま、いいか」と寝る事にする。

by nozawahitoshi | 2007-12-11 07:31 | 入院 | Comments(0)

入院日記 その8

11月8日(木) 入院8日目
今朝も窓の外に目を移せば、秋晴れの澄み切った空気で、空には雲ひとつなく、左から右へ横たわる五月山には2割程度の紅葉が見え始めている。
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上方古典落語「池田の猪買い」で知られる、池田市の北側に位置するこの山には昔、猪が良く獲れるほど自然が広がっていたのであろう。今でも結構のどかなところであるが、山裾にはマンションや住宅がひしめき合って増えつつあり、その美しい山容を破壊しようとしている。自然と共有したい人々が、自然を壊しているという矛盾がここにある。
隣のイビキをかかないほうの老人が手術の為、ベッドごとすべての荷物を違う部屋に移動させた。また隣が空になった。デイルームにお茶を汲みに行って帰ってくると、もうそこには違う人がベッドに横たわっていて、初めて見る看護師が私を見つけ「こんにちは、よろしくお願いしますね」と、患者の変わりに挨拶をした。
年齢は60歳くらいか、車椅子が置いてあったので、今は歩くことが出来ないのだろうとすぐに解った。
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3日前の大手術のあとに私の世話をしてくれた看護師の「池田千夏」さんがまた回ってきた。「お変わりありませんか?」と言うので、私はつい甘えたくなり、太腿にできたみみずばれをパジャマをずり下ろして彼女に見せた。
「まあ、ひどいことになってる」と心から心配してくれているようだった。
特殊なテープを患部に貼ってくれた。
「野沢さん、ブログやってるんですってね」と言われて一瞬ドキッとした。
「また見てください」とURLを紙片に書き、破って渡した。
素敵な人である。写真を撮らせてくださいと言ったが「私なんか撮っても意味ないですよ」と軽く断られた。
「貴女に意味がなくても、私には大きな意味がある」って、その時何故とっさに思いつかなかったのか後悔した。
頭からふけのような物が出て痒かったので、清拭室を借り頭をシャンプーし、体を暖かいタオルで拭いた。久しぶりに気持ちよくさっぱりした。
池波正太郎の小説を読み終えた。あまり感動はしなかったが長編だったので、一つの事をやり遂げた達成感はあった。
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夕食をとっていると、家内、長女伊織、三女梓がまた、呼んでもいないのに来た。
「ヒゲ生やして、チョイ悪オヤジになったなあ」と伊織が言った。
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酒を飲まないと体重が減るだろうか。肝臓は「どんだけー」回復しただろうか。毎日たくさんの水分、2~3リットルを摂っているが、その影響は?などなど、疑問が矢継ぎ早に出てくる。
今日の昼ごろ、病院の廊下を歩いている時、ふと「私も親父みたいに病院で死ぬんだろうなあ」と空っぽになった隣の病室を見てそう思った。親父は10年前に胃がんで病院で亡くなった。全身麻酔がずっと続く状態がきっと「死」なんだろう。焼き場で焼かれても、痛くも熱くもなく、時間感覚もなくなって「空」の無限が続く。私という人間はもう2度と未来永劫出現しないのだ。大東亜戦争の時、私の存在はなかった。それと同じ状態に戻るという事だ。神様の偉いところは、人間皆平等に早い遅いはあるが、完全に生まれたら死ぬように作られたことだ。
友達KからCメールがくる。ダイビング仲間のIさんからEメールが来る。
明日はダイビング愛人のOさん,Fさんの2人が宮古島へ出発する。秋の宮古島ダイブを決めた8月頃、まさか結石で入院なんて全く想像もしなかったことである。次はどんな病気で、いつ入院するのか。それが私の最後だったりして、と考えると日々大切に、楽しく、感謝して、いつくしむように生きて生きたいと思う。
「おくやまに もみじかきわけ なくしかの こえきくときぞ あきはかなしき」
もう少しでそういう季節に入っていく。

by nozawahitoshi | 2007-12-09 08:31 | 入院 | Comments(4)