水仙はヒガンバナ科で学名はNarcissus。うちの会社の小さな庭に可憐に咲いていたので、激写した。

ギリシア神話で、美少年ナルシッサスが水面に映るわが姿に見とれ、そのまま花になってしまったのが水仙のいわれである。また、自分の美貌に酔いしれる人をナルシストと呼ぶのもここから来ているわけだ。
昔、私の家が1970年万博会場にひっかっかってて、強制立ち退きを余儀なくされたとき、庭に生えているたくさんの水仙がびっくりするほど高価な金額で国に買い取られたのを思い出した。

園芸品種も多いが、日本に古来からある水仙はとても良い香りがする。日本水仙は12月ごろから咲き始め、
お正月の生け花にもよく使われる。
福井県の越前海岸、越廼村から越前町にかけての群落が、日本一有名であり、福井県の県花ともなっている。越前海岸には越前厨温泉があり、入湯料500円と安く、海と一体になっている温泉につかれば、10年来の疲れも吹っ飛ぶと言っても過言ではなかろう。
また、ご近所の兵庫県では、淡路島の灘黒岩水仙郷や、洲本市の立川水仙郷が私的には有名なので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?