辛さ30倍というとんでもないカレーをイズミヤで買ってきて初挑戦した。ピメンタ・デ・ジェイロというアマゾンの激辛唐辛子が配合されている、赤と黒のグロテスクな色をしたパッケージ。「危険」な匂いのするカレー。
パッケージを開けるとレトルトパウチと辛さ増強ソースが付いている。これを合わせるとなんと辛さは45倍になるとのこと。なんだか想像するだけでも鼻の頭が汗をかいてきた。
目に入ると危ないので「劇物」を扱うように慎重に慎重を重ねて入れるのがこのピメンタ・・・・。
沸騰したお湯にレトルトパックを5分間茹でる。
お皿に盛ってみた。カレーの具は牛肉以外は見当たらない。箱の裏の原材料名の欄には、たまねぎ、しょうが、バナナ、ニンニクと書いてあるので、きっと煮込んでいるうちに溶けてしまったんだろう。
1986年に初めてグリコからLEE10倍カレーが新発売されて、現在は5倍、10倍、20倍、30倍と辛さが4段階ある。LEEの語源は、当時グリコで商品名を考えていた担当者が「ビーフカリー、ビーフカリー・・リー!」と叫んで、さらに試食の際にあまりの辛さに「かりぃー(辛い)」と叫んで出来たらしい。食べてみると30倍はまあまあの辛さで、食べれない事はない。
辛さ倍増ソース「ピメンタ・デ・ジェイロ」を途中から細心の注意を払い入れてみた。
おっと、ビーフの塊を発見した。結構でかいのが3キレ確認できた。
コショウと唐辛子がうまくブレンドしてある辛さと言える。このあたりの配合はうまいと感じた。3分の一くらい食べたところで、少しインターバルを置いた。
一気に食べるのはちょとつらい。口の中、特に舌の下のところがピリピリして、頭の毛穴が開き汗が出てくるのが如実にわかる(かなりやばくなってきた)。
加速度をつけて辛さが増し、ご飯ばかり食べるのでルーはほとんど減っていない状態。
ご馳走様でした。もう、何がなにやらわかりません。口の中が大火事で、大火傷を負ったようになり、途中で止めときゃいいのに貧乏性というか、全部食べなきゃ収まらない性分。水、水、水を下さい!
このあと、どうなったかはご想像にお任せいたします。ほっほっほー。