今日はまた細君と二人でいつもの読売日帰りバスツアーに参加した。川西能勢口を7時40分に出発、宝塚、三田でツアー客を乗せ、神戸JCTから山陽自動車道の三木サービスエリアでトイレ休憩を済ませたあと、
40名の老若男女を乗せたバスは一路赤穂ICを下り、日本のエーゲ海といわれる岡山県備前市日生にある、
日生・海の駅しおじ、五味の市に到着。新鮮なカキや魚介類が浜値で買うことが出来、しかもその魚介類を用いた料理を味わえたり、炭火焼にしていただける施設が日生町漁業協同組合直営の「五味の市」「海の駅・しおじ」である。
五味の市が販売施設、海の駅・しおじは食事施設となっている。この季節五味の市は、かき、カキ、牡蠣一色である。どのお店でも大きなザル一盛りに50~60個殻つき牡蠣が入って2000円というから信じられない価格である。
岡山の美味しいご当地グルメ「カキオコ」の屋台が何軒かあった。カキオコが食べられるのは、カキの捕れる3月末までという。是非いただいてみたかったが、何せもうすぐお昼にカキ食べ放題が控えているので涙を飲んで断念した。プチグルメの私としたら「断腸の思い」というやつである。
海の駅・しおじの入口には、日生名物焼きあなごのこうばしい香りが漂っている。うなぎよりあっさりしていて食べやすいと評判の焼きあなご!細君は思わずお土産に3本1200円を購入。
バスはさっき来た道を引き返し、赤穂市内をひた走り、海の見える高台に立つ、市立御崎レストハウス内の「銀波荘」に到着。
その1階にある宴会場へと40名の老若男女、と言ってもほとんどがオジン・オバンが通された。
本日の旅行のメインエベント、坂越かき鍋と蒸しカキ食べ放題・約1時間の始まり始まり~。
殻つきの大きな新鮮なカキを
土鍋に入れて蒸していただくというもの。蓋をして5~6分で蒸し、殻が開いたら食べごろ。
左から坂越かき酢・薬味、坂越かきフライ・生野菜・カットレモン、季節の果物。
左から時計回りに、自家製「坂越かき佃煮」、特製炊き込み飯(兵庫県産絹ひかり、山菜他)、播州漬物。
かき鍋、播州野菜。
かきの佃煮はお酒、なかんずく日本酒のアテにピッタリのお味で、
う、うまあーい!贅沢なアテである。
かき酢もこれまたお酒のアテには持って来いの最高の一品。
少し蒸して、殻が少しでも開いていたら、
大至急、中身を取り出しいただこう。
う、うまあーい!滋味たっぷりのお味。
これはやや小ぶりのかきだが、これもこれなりに、
う、うまあーい!
これなんかは大きくてプリップリ。えぐみが少なく、ほのかな甘みが特徴の坂越かき。12月から2月と徐々に大きく育ち、味も深みが増していくそうだ。
「食べなきゃ損損」と、どんどんおかわりをする。
「海のミルク」と言われるカキはアミノ酸の一種タウリンが多く含まれており、タウリンには血圧や血中のコレステロール値を下げる効果があり、高血圧症や動脈硬化の防止に役立つ。
またカキの栄養成分でよく知られる鉄は、女性に多い鉄欠乏症貧血の予防に効果がある。ほかにもカルシウム、銅、亜鉛などのミネラル類を多く含み、ビタミンA、B郡も多く含んでいる。
ご馳走様でした。おかわりを6回くらいして、いただいたカキの総数は30個。カキでお腹はパンパン。一度にこんなに大量のカキをいただいたのは生まれて初めてのことである。
また蒸しカキがかようにも美味しいのもだとは・・・・。この冬、ダイビング仲間ともう一度来ようかなあ~っと。
市立・赤穂御崎レストハウス 住所 兵庫県赤穂市御崎827-1 電話 0791-45-3350
営業時間 9:00~21:00 火曜定休
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