キッチンポットを出た3人は、能勢電の高架下に戻り、「鳥処・福笑」に行くが残念ながら予約でいっぱい。
「串カツのあさひ」もどういうわけか満員で、
どこも満員で「背に腹は変えられない」と観念し、少し高そうなオサレなお店があったので、入れるかどうか聞いてみると、テーブルが1つ空いたところですと言うので、「京風炉端花格子」に決定。
店内には生簀があり、とても落ち着いた雰囲気で、お客さんはほとんどが女性客だった。
「女性客が多くて安心できるお店やねえ」とMさん、ザ・プレミアムモルツ生中480円を発注。
Iさんは杏露酒(シンルチュウ)480円。甘酸っぱいアンズのお酒である。
私は角ハイボール380円。
それでは、カンパーイ!ガチガチガチ、グビグビグビ、プッハー、
う、うまあーい!
店内は53席のキャパなので、発注してから到着するまで時間がかかる。Mさん発注の出汁巻き玉子は15分位してやっと来た。お値段は520円と高め。
大根おろしを乗せていただきまーす。
う、うまあーい!出汁巻き玉子で520円は高いと思ったが、食べて納得、めっさ美味い。
お造り3種盛り780円。「うわあーキレイ!」とIさんが感嘆の声を漏らす。
いか。
ヒラマサ。
ヒラマサはブリ属の魚で、一見素人にはブリにしか見えないが、色や姿の丸み、鰭の形が違うのである。昔はブリ30匹にヒラマサ1匹と言われて、まぼろしに近い魚として大変高価な魚だったが、最近は養殖が盛んになり身近に手に入る魚となった。
寒ブリ。赤身と白身があるが、白身はマグロで言えば大トロの部分である。
脂が乗り切った歯応え抜群のブリ。
う、うまあーい!まさにホッペが落ちるとはこのことを言うのだろう。
カニのグラタン700円。
ジュージューと音を立てていて美味そう。特に焦げたところが。
ズワイガニの甘みと濃厚なクリームソースのお味。
う、うまあーい!これはびっくりするくらいのお味。
「熱燗でも飲んで暖まりましょう」と頼んだのが、大関熱燗2合420円。
Mさんにお酌してもらって、いただきまーす。
う、うまあーい!通の辛口と言いましょうか。でも私は菊正宗のほうが好きなんだな。
Iさん、私のカメラで隠し撮り。
ブログ作成の下書きを必死でやっていて、カメラに全然気がついていない状態。
活あじ姿盛1200円。
今まで生簀でぼーっと泳いでいたあじ。殺されたのに気がついていないのか、まだピクピク動いている。
柔らかくて、お口に入れるとジワッと味が滲みてくる感じ。
う、うまあーい!
食べている間じゅう、動き続けるあじ。ここで金子みすずの詩を思い出した。
朝焼け小焼けだ 大漁だ 大羽鰮(いわし)の 大漁だ
浜は祭りのようだけど 海の中では 何満(まん)の 鰮のとむらいするだろう
最後は唐揚げにしてもらい、骨ごとポリポリといただいちゃいました。
う、うまあーい!なんて残酷!
あ~あ、美味しかった。熱燗4本も飲んでかなりヘベレケ状態。お店は気がつくと閉店前に。
「また2月に飲み会しましょう!」と固い約束を交わして長い長い飲み会もお開きに。
住所 兵庫県川西市小花1-1-10 ベルフローラかわにしイースト117 電話 072-759-1157
営業時間 ランチ 11:30~14:00 居酒屋 17:00~23:00 年中無休
地図