1月11日(金)に山男4人の新年会が三宮であり、♪飲んで、飲んで、飲まれて、飲んで♪の河島エイゴ的「ハチャメチャ・グダグダ・ワリャー」の様相は前回お伝えした。21時半にKが明日仕事があるといって先に帰った。
22時10分にお会計を済ませた後、「敵は加古川の宝殿にあり!」と勇ましくTが明智光秀のように吠えた。
「呑み助の本分はつぶれるまで飲むこととおぼえたり!」と私。宝殿というところは、加古川の東、姫路の一歩手前にある。三宮からは電車で小一時間かかる。そこにOは住んでいる。私とTは翌日は休みである、がOは残念ながら仕事である。酔っ払った勢いと言うのは、常識や気配りさえも平気で奪い去るものだ。
「それ行けー」とばかり電車に乗り込み、JR宝殿駅で降り、「二次会やー!」と、駅近くの王将へ入り「餃子6人前、ビール3本、大至急」と誰かが言った。大至急かどうかは定かではないが「餃子6人前とビール3本」はきっちり我々の前に運ばれてきた。

深夜の飲食は体に良くないのは重々承知だが、美味いものは美味いのだ。
午前0時を回った頃に、Oの細君が車で迎えに来てくれた。
「どーも、どーも」と泥酔した山男達は、やや乱暴に車のドアを開け乗り込む。
Oの家に着き、「3次会やー」とばかり、食堂兼居間でアサヒスーパードライの缶ビールを「ペシ、ペシ」と空けグビッとあおり、ピーナッツ系統のおつまみをかじり、仕上げはサントリーリザーブのオンザロックで締める事にした。
今日の新年会は、サントリーモルツ大ジョッキで始まって、酎ハイレモン大ジョッキ6杯、アサヒスーパードライ大1本、350ML缶1本、リザーブのオンザロック2杯と、まさに肝硬変の一番の近道コースをとった。朝の1時半頃、バタンキューと眠りに入って5時間半に及ぶ気の遠くなるような大宴会は幕を閉じるのであった。