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カテゴリ:読書( 64 )


私が絶望しない理由       河合薫

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渡邉美樹氏(ワタミ代表取締役社長・CEO)、たかの友梨氏(たかの友梨ビューティクリニック代表)、森永卓郎氏(経済アナリスト)など9名の有名人(成功者と呼ばれている方々)の人生の中での困難の乗り越え方や自身のコントロール方法など「生きる力」に焦点を当てたインタビューをまとめたものとなっている。
自分自身の生活、仕事などで行き詰まった時の対処の参考になればと思って読んでいる。
冒頭の渡邉氏の篇で印象に残った言葉を紹介したいと思う。
「仕事が嫌になって辞めたいと思うことはないか?」との問いに対して、
「思わない自分を常にイメージしているから、絶対に思わない。潜在意識にまで自分がどういう人間でありたいとか、どういう精神状態でありたいかということを常にイメージしていますから。自分が意識しなくても、具現化できるレベルになっているんだと思います。たとえば、今も「仕事をやっていて「大変でしょう。」ってよく言われるんですけど、大変だと思ったことはない。全部自分の課題だということで喜びに変わります。だから、本当にない。」
とのこと・・・・是非そのレベルに達したいと感じる一節だった。渡邉氏の講演は昨年ラジオで一度聞いたことがある。自分のことばで生き生きと、楽しそうに話していた印象がある。本著の言葉も重なるイメージがあった。

私自身、月に30~40冊の本を図書館で借りてきては読んでいる。また本ブログでどんどん紹介できればと思ってはいるが、何故かコメントをくれる人が少ないのが気になる昨今である。

by nozawahitoshi | 2009-08-23 09:32 | 読書 | Comments(2)

砂の海 楼蘭・タクラマカン砂漠探検記 椎名誠

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                                                                 久々の休みである。家内とうちの3姉妹は、昨日の朝から東京ディズニーランドへ2泊3日の楽しい夏休みを満喫しに行っている。我が家では、ダイビング派とディズニーランド派の2つに分裂してしまった。金曜日の夜からおばあと私の分の食事係りになっている。土曜日は朝からやる事がいっぱいあって大忙し。昼飯の讃岐うどんを作って食べた後は、ゆっくり歩いて図書館へ行ってきた。外は35度の熱さで、図書館のなかはさぞ涼しいと思って行ったのだが健康をかんがみてかさほど涼しくはなかった。落語のCD2枚と本8冊を借りて家に帰りゆったりと読んだ。大好きな椎名誠の本である。中国の西域、砂漠地帯にある2千年前の幻の王国・楼蘭とロプノールを訪ねる紀行である。
テレビドキュメンタリーで楼蘭へ行くという企画があり、日中の共同探検隊が計画される。それに加わらないかと、椎名さんは誘われたのだそうだ。楼蘭へ外国人がはいるのは、何と54年ぶりなのだとか。それだけに一行の熱意が感じられるが、その一方でテレビカメラによる撮影が禁じられるという予想外のことがあったのだとか。なかなか思うようにはならないようである、中国という国は。
楼蘭への行程は、まさに砂漠の旅。中国という国の奥の広さを感じさせられる。島国日本から思うと、想像もできないような風景がそこにはある。また、トイレひとつをとっても、日本では考えられないようなことが度々繰り返される。
例によって、シーナ調で道中記が語られているので、途中の困難より、可笑しさを感じることの方が多かった。砂漠の旅をちょっと覗き見るには、手ごろな一冊だと思う。

by nozawahitoshi | 2009-08-09 09:17 | 読書 | Comments(0)

「ともに彷徨(さすら)いてあり」 カヌー犬・ガクの生涯 

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カヌーイスト・野田知佑が愛犬ガクとの14年間の生活を書き綴った本「ともに彷徨(さすら)いてあり」を図書館から借りてきて一気に読んだ。
飼い主と犬というよりも、自立した男同士のような付き合い方が、ワイルドで豪快である。
さらにそこに流れる優しさと愛情の深さには強い絆を感じる。
こうした理想的な関係は、現代社会ではなかなか成立しえないものだ。
ふつうの生活を放棄して、自然の中で生活する野田知佑とガクだからこそ成立しえた関係なのだと思う。

カナダやアラスカの雄大な川をカヌーで旅する体験には、わくわくさせられた。
こういう厳しいカヌーの旅を経験すれば、絆がよりいっそう強まってくるのは当然のことだ。
いくつもの戦場を潜り抜けてきた戦友同士のようなものである。

ガクが亡くなった現在は、ガクの息子2匹といっしょに暮らしているそうだ。
アウトドア生活において、やはり犬はパートナーとして欠かせられない存在のようである。

by nozawahitoshi | 2009-08-03 07:00 | 読書 | Comments(2)

人生には好きなことしかやる時間がない  秋元康

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家から歩いて25分のところにある図書館でこの本を借りてきた。「人生には好きなことしかやる時間がない」良いタイトルである。どう生きていくべきか、人にとって幸せとは何かなど大切なことを語っていることを期待させるタイトルである。出版は青春出版社、いかにも若者が読むに相応しい本に思える。
手に取って目次を確かめる。「1 大成功ができるまで 僕が考える仕事の楽しみ方 2 憎めない人がスゴイ理由 人間関係のヒケツについて 3 本当の自分を探して なりたい自分と今の自分 4 人生には好きなことしかやる時間がない 後悔なき人生のために」まさに期待したとおりの項目が並んでいる。
著者は、放送作家からイベントプロデューサー、作詞家などマルチな活躍をみせる大金持ちの秋元康。ちなみに奥様は元ニャンのアイドルである。1956年の5月生まれだから私と3学年違いになる。
家に帰って寝転んで、さっそくなにがしかを期待して読んでみた。

結果は.......残念!! である。
確かに、それらしいことを書いたコラムが並んでいる。どれも文章としては良く書けていて、いくつかを覚えて10代か20代の若者に自分の言葉のように語れば、それなりに尊敬を受けそうな内容ではある。
しかし、言葉に深みがない。自らの体験や哲学に基づくものではなく、どこか別のだれかが書いたものを、表面だけすくって再構成したような薄っぺらさを感じるのである。
さすがは、生き馬の目を抜くと言われる芸能界を20年もトップで走りつづけてきた辣腕プロデューサーであり構成作家であると、変なところに関心してしまった。
 もちろん、この手のテーマの本を初めて読む読者にはそれで十分なのだろうとも思う。

 ここまで書いて、「本書は「サンデー毎日」に連載された「どいつもこいつも」に加筆、再編集したものです。」との巻末の一文に目に留まった。秋元氏はそんなことは百も承知で、わざと薄っぺらな人生論を書いたのかもしれないと気がついた。「エッセイだって読者の人気がなければ、連載終了ということになる」と本書のなかで著者自身が書いている。だれが上目線で人生を説くコラムを週刊誌で読みたいものか。
金持ちで美人の奥方を持つ売れっ子の有名人が、愚にもつかないコラムを書いてこそ、読者は優越感をもってコラムを読み続けることを、秋元氏は知り抜いているからである

by nozawahitoshi | 2009-07-21 07:13 | 読書 | Comments(0)

ザ・万歩計        万城目学


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「鴨川ホルモー」「ホルモー六景」の作者、万城目学のエッセイである。大阪出身、京都大学出で、漫才師のロザンの宇治原と同級生なのである。初め万城目正(まんじょうめただし)のお孫さんかと思ったが、全然別人なのであった。「マキメ」なのである。万城目正のほうは昭和20年代生まれなら、映画愛染かつらの主題歌「旅の夜風」、映画そよ風の主題歌「リンゴの歌」は並木路子が歌って大ヒットしたし、島倉千代子の「この世の花」なんかも作曲した、超有名人なのである。「西条八十作詞、万城目正作曲」と言えば私らの年代は「♪花も嵐も踏み越えて~♪」とつい口ずさんでしまう。

まず、本を手にしたときに、表紙がエッシャーのrelativityという作品のパロディっていうのが気に入った! ちゃんとマキメ仕様になっていて、よく見ると「鴨川ホルモー」のオニや「鹿男あおによし」の鹿や、エッセイの中に出てくるエピソードが盛り込んである。
出所がバラバラなせいか、作家デビューするまでの話とか幼少の頃の話とか旅の話とかがあまりまとまりなく収められている。
マキメ君は文章が上手いし、どことなく品があって、嫌味がないのがいいと思う。まだ30歳を過ぎたばかりなのに、どこか年寄り臭さが漂っているのも面白い。
朝起きるなり井上順の「お世話になりました」を口ずさむなんてどんだけ~!(この曲知ってるのは40代以上じゃないかなぁ?)
工場萌えだったり、「建もの探訪」の渡辺篤史をこよなく愛していたり、ゴ○ブリとの熾烈な戦いがあったり、何度も声を出して笑ってしまった。

旅について書かれた章も面白かった。
ドバイ、ヴェネチア、タイ、カンボジア、カッパドキア、モンゴルと、本当にいろんなところへ旅をしている。それも私の行ったドバイやタイ、そして行きたい、興味のあるところばかりだ。
モンゴルで出会ったトナカイが「鹿男あおによし」の原点になっていたとは驚いた。

by nozawahitoshi | 2009-07-12 09:41 | 読書 | Comments(0)

「人生は五十一から」   小林信彦

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またまた、図書館で借りてきた本をゴロンと寝そべってリラックスして読んだ。私は今五十五歳なので興味深々で読んだ。 小林信彦「人生は五十一から」は例によって映画、テレビ、落語、お笑い、世相、と多岐にわたった話題を俎上にのせたコラム集。
本人の弁を借りれば、「横丁居住者の生活と意見」となる。
古今亭志ん生のこと、喜劇人ベストテン、そして黒澤明の話などが面白かった。
ちなみに小林信彦があげた喜劇人ベストテンは
榎本健一(エノケン)、古川緑波(ロッパ)、横山エンタツ、益田喜頓、森繁久弥、三木のり平、フランキー堺、植木等、藤山寛美、渥美清、そして(別格)として笠置シズ子、高勢實乗(たかせみのる)の2人。
かなり世代の違いを感じる人選である。
森繁久弥、三木のり平、フランキー堺、植木等、藤山寛美、渥美清までは異論がないが、後は古い人ばかり。遺されたわずかな映像で知っているだけで、正直いってほとんどその全盛期を知らない人ばかりである。
なので反対の仕様がない。
機会があればいつか、ためしに私なりのベストテンを考えてみたいと思った。

by nozawahitoshi | 2009-06-08 06:58 | 読書 | Comments(0)

「3つの真実」 野口嘉則  ビジネス社

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すごい本を今日図書館で見つけた。読んでいていろんな箇所で大きく納得し、最後には涙があふれ出て止まらなかった。「鏡の法則」で有名な野口嘉則氏の「3つの真実」という本だった。1963年広島生まれの44歳なのだが、すごい人だと思った。副題に「人生を変える”愛と幸せと豊かさの秘密”」とあるが、そのエッセンスが詰まった本だと思う。
本当の幸せとは何か? 幸せな生き方を考えられる、すばらしい本だった。一気読みして、今、この文章を書いている。
 何箇所もいいなあと思ったところがあるのだが、その中でも私がぐっと来たところを引用する。
自尊心を自分で満たせない者は、その不足分を、他人から認められることで補おうとする。しかしこれでは、人からの評価に依存することになってしまい、人から認められなくなることへの怖れがつきまとう。逆に、自尊心を自分で満たすことができたら、人からの評価を怖れなくてもすむというわけじゃ。
つまり、自尊心、自分で自分をすばらしいと思えることが大切なんである。 それが根っこの大切な部分。そんな気持ちを育てていくことの大切さを痛感した。
さらにこの本の中から抜粋すると、
「3つの真実」の内面化ワーク
1.自分が宇宙とつながった偉大な存在であると感じる。
 「私は宇宙の叡智とつながった偉大な存在だ。愛に満ち、喜びに満ち、生命力に満ちている。
 周りを幸せにする力と、この星に貢献する力にあふれている」
2.感謝できる事を探し、心から感謝する。
3.自分が生活の中でどんな事を感じているか意識を向ける。
このワークを毎日、合計で15分実践すると本当の幸せな人生が送れるのである。
まさに目からうろことはこのことである。ありがとう、野口さん。私は開眼しました!

by nozawahitoshi | 2009-05-07 06:54 | 読書 | Comments(0)

「だから山谷はやめられねえ」塚田努


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本屋で立ち読みしていると、面白そうな本があったので珍しく買ってしまった。幻冬舎アウトロー文庫の「だから山谷はやめられねえ。僕が日雇い労働者だった180日」で600円もした。げんこつのラーメンが520円なのにそれよりも高い。「憲法記念日」の祝日の今日、リラックスして寝っころがって読んだ。そのあらすじはというと・・・・
ごく普通の大学生の「僕」は、就職活動を前にしてドロップアウト。そして始めた東京・山谷でのドヤ暮らし。宿なし・金なし・家族なしの中年男たちと寄せ場や職安に通い、飯場の世界にも飛び込んでいく。彼らは、そして就職を選べなかった僕は、ダメな人間なのか?ドヤ街の男たちと寝食を共にした一人の若者による傑作ノンフィクション!
実際に行動した彼は偉い!物怖じしながらも遣り通したから、こういう本を書けたと思う。でも思う事は、誰でも金さえあれば出来る事なのではと言うことだ。必死のパッチでは全然ない。余裕の行動である。
ただ、今の学生には到底出来ないから、塚田君は受けるのである。わたしたちの30年前にはこういう学生も何人かいたはずだ。それはそれで素晴らしいと思う。

by nozawahitoshi | 2009-05-04 07:13 | 読書 | Comments(10)

君等の人生に乾盃だ! 山口瞳


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図書館で、桂枝雀の落語のCDを2枚と本を4冊借りてきて、その中の1冊を読んだ。かなり昔にサントリーの「洋酒天国」に編集長をやっておられた山口瞳の「君等の人生に乾盃だ!」を読んだ。「江分利満氏の優雅な生活」は昔読んだ事はあるが、山口瞳の本はまだ2冊目だった。
昔ながらのお父さん、といった感じだ。彼の主張には、一貫性の欠けるものもあるし、感情的で、納得いかないものもある。けれど、それでいいし、それがいいのだ。 最近の若いモンは、理屈理屈と言いすぎる。しかもその理屈だって表面的で薄っぺらなもので、ちょいと吹けばすぐに消し飛んでしまう程度のものだ。確固たる信念がない。山口瞳の信念は単純明快だ。
「ミットモナイことはしない」 しっかり、がっちり、どっしりしていて、揺るがない。理屈なんていらない。強い。 久々に感動した!私もそういう大人になりたいけど、無理かな。
本文より 
何かを一生懸命積み重ねていけば、必ずヒトナミの域に達する。
人生とはそういうものだと六十老の僕は言う。
「自身を持て」と諸君に言いたい。決して挫けるな。
僕の話が分かったら、今日は、自分で自分に乾盃だ。

その後、阪神の負け試合を久しぶりに最初から最後まできっちり見てしまった。「なにやっとんじゃー!」と大声でTVに向かって叫んでいた。私は福原という投手がどうもしょうに会わないらしく、彼を見ているとなぜだかイライラしてしまうのである。広島の広陵から東洋大、そしてドラフト3位で阪神に入って11年目。「今、一番脂が乗ってるんとちゃうのですか、忍ちゃん。」山口瞳じゃないが、「もっと自信を持て」と福原に言いたい。

by nozawahitoshi | 2009-04-20 06:56 | 読書 | Comments(0)

暮らしの哲学 池田晶子を読んで

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2年前に急逝した池田晶子さんの遺作のひとつなのである。図書館で借りてきて読んだが、実は、あまり面白くない本だった。池田さんは、「自分の言うこと、書くことは、あまりにも変わっていて理解が難しいけど、実は常識的なことを言っているだけで、読者がその真理に気づいてないだけだ」、というふうにずっと言うわけだけど、存在の奇跡や、生と死の不可思議や、永遠の今の境地から見たときの社会的言説の無根拠さなどは、哲学的思考に親しんでいる者からすればきわめて当たり前のことがらであって、読んでいてまったく面白くないのである。
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また池田さんは、自分の書いていることがあまりにも「変」だから、自分の文章を読んで発狂する人もいると書いているが、実は池田さんの言っていること自体は凡庸だし、そのわりには記述が混乱しているから、その混乱した文章を理解しようとして、頭が混乱する読者がいるということだけではなかろうかなんである。
全体としての印象で言うと、この人は哲学というものをナメているという気がする。存在の奇跡と無根拠性に気づくのはたしかに大事だが、すべてをそれに落とし込んでそれを哲学だと呼んでいるところや、それらに気づいた自分はすごい、と誤って思いこんでいるらしいところが甘いと思う。

ただし、この本で唯一面白かったのは、飼っていた愛犬が死ぬところと、父親が死ぬところ。もっとも哲学的(池田的な意味での)ではないところの描写がもっとも生き生きしていて、良い文章になっていたように思う。

by nozawahitoshi | 2009-04-13 06:51 | 読書 | Comments(0)